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取締役社長 神谷 真二

確かなモノづくりを通して、社会に貢献し、
企業のたゆみない発展をめざします。旭精機工業株式会社
取締役社長 神谷 真二

当社は、長きにわたり、モノづくりを通して会社の永続的な発展と社会貢献の実現を経営理念としており、この思いは今の時代も変わらず引き継がれています。そして、2015年国連サミットで採択されたSDGs、持続可能な開発目標の精神は、当社がこれまで大切にしてきた経営理念に通じるものであると考えます。また当社では、2002年にはISO14001(環境マネジメントシステム)の認証を取得し、「事業活動を通じて、社会から信頼される『環境と調和する企業』を目指します。」との環境方針の下、積極的に地球環境の保全に努め、高品質かつ環境に配慮した製品・サービスの提供に注力してまいりました。ただ一方では、時代の変化とともに気候変動の問題や働き方改革、ジェンダー平等の実現など、会社として早急に取り組むべき社会的課題が顕在化しています。
旭精機工業は、ESG経営を推進していくことで、長期的な企業価値向上を目指すとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

環境・品質への取り組み

環境方針

事業活動を通じて、社会から信頼される
「環境と調和する企業」を目指します。

品質方針

信用第一として、魅力ある製品を
顧客に提供します。

行動指針

  • 1. 法令その他の合意事項を順守します。
  • 2. 工場の維持管理を適切に行い、地球環境と地域社会の保全に努めます。
  • 3. 業務プロセスの改善を通じて、CO2削減・省エネルギー・省資源・廃棄物の削減に取組みます。
  • 4. 高品質かつ環境に配慮した製品・サービスを開発・提供します。

環境への取り組み

旭精機工業は、“環境保全”を経営の最重要課題の一つとして位置づけており、事業活動を通じて環境汚染の防止および環境の改善活動を継続的に推進し、平成14年9月には「プレス機械、ばね機械、自動機・専用機及び搬送装置の設計・開発及び製造」、「精密金属加工品、小口径銃弾及び受託機械加工品の製造」について環境マネジメントシステム規格「ISO 14001:2015」の認証(審査登録)を日本規格協会ソリューションズ株式会社より取得しました。 今後も引き続き環境汚染の防止及び環境の改善活動に努めるとともに、環境に配慮した技術及び製品の研究、開発を推進し、「環境と調和する企業」を目指し、事業活動を進めてまいります。

  • JSAマーク
  • JABマーク

品質への取り組み

旭精機工業は国際品質保証規格「ISO9001:2015」、「IATF 16949:2016」の認証を取得しています。各々の規格に準拠した「Asahi‐Seiki 品質マネジメントシステム」を構築し、システムのスパイラルアップを行いながら、大量に生産される精密金属加工品やプレス機械、ばね機械、自動機・専用機など幅広いラインナップの製品についてきめ細かな品質保証を行っています。
また、当社独自規格の「ASAHI SEIKI STANDARD」を定めて、設計、製造、検査にわたる技術関連業務の標準化を行い、当社製品の品質向上に努めています。

  • ISO9001 JQA-QMA13649マーク
  • ISO9001 JQA-QMA16347マーク
  • IATF16949 JQA-AU0384マーク

※1 機械事業部・・・プレス機械、ばね機械、自動機・専用機、搬送装置の設計・開発及び製造 
※2 精密加工事業部・・・精密金属加工品の製造

人財への取り組み

「モノづくり」を営む当社にとって最も大切な財産は、「人」です。
そして、当社の持続的な成長を実現していくためには、社員一人一人が持てる能力を最大限に発揮し生き生きと働くことが不可欠であり、そのための職場づくりに取り組んでいます。

【人財育成】

当社は、OJT(On the job training)を基本としつつ、階層別研修や目的別研修などを組み合わせて社員の能力開発に取り組むとともに、資格取得奨励制度や通信教育制度などを整備して社員一人一人の自己啓発にも積極的に支援しています。
若手社員については、ジョブローテーションなどにより職務への適性等をきめ細かく把握し、一人一人がやりがいをもって働けるよう教育・指導しており、新卒社員の定着率は高い水準にあります。
社員のキャリアについて、当社では、直属部下を指揮・監督及び指導して所管部署における業務を処理する者を管理職とするほか、専門的知識及び技能を活用して担当業務を処理する者も管理職として位置付けており、各人の適性等に応じて登用しています。

【労働安全衛生】

「モノづくり」を営む当社では、職場や作業現場における安全衛生の維持管理を経営の最重要事項と位置付けており、以下の基本方針等のもと安全で快適な職場環境づくりに取り組んでいます。

基本方針

『笑顔で出社して、笑顔で帰る』

安全目標

『労働災害・通勤災害ゼロ』

衛生目標

『心と体の健康の維持』

1

当社では、労働安全衛生法に基づく安全衛生委員会を設置して全社的な安全・衛生に関する事項等を審議するほか、職場単位ごとに職場安全衛生会議を設けて、各職場の実情に応じた実効性のある活動を行っています。

2

当社は診療所を常設し、週に一度、産業医の診察を受診できるほか、常駐する看護師にも健康相談をできるようにしており、社員の心身の健康の維持に取り組んでいます。

3

当社は、法令違反行為等に関する通報等の窓口とは別に各種のハラスメント専用の通報窓口を設置するとともに、ハラスメントが起きない職場づくりを目指して継続的に社内研修を実施しています。

【ワーク・ライフ・バランス】

当社では、在宅勤務、フレックスタイム勤務、短時間勤務、ノー残業デー、育児・介護休暇等の各種制度を整備するなど、多様で柔軟な働き方を選択しながら社員一人ひとりが仕事上の責任を果たすとともに、個々の事情に応じた生活と仕事のバランスが保たれる職場づくりを目指しています。
また、一定の勤続年数毎にリフレッシュ休暇及び奨励金を付与する制度を導入するなど、福利厚生の充実にも取り組んでいます。

ガバナンスへの取り組み

当社は、株主重視と企業価値の増大を経営の基本としつつ、企業活動を通じて顧客、取引企業、従業員、地域社会との関係を育み社会との密接な結びつきの中で法令等を遵守し、健全で透明性の高い経営を行うことを経営上の最も重要な課題の一つとして位置付け、コーポレート・ガバナンスヘの取り組みの強化と徹底に努めております。

【コーポレート・ガバナンス体制の概要】

当社は、業務執行の最高の意思決定機関として取締役会を設置し、法令及び定款に基づき様々な意思決定を行っておりますが、公正かつ多様な価値観に基づく意思決定をより実効的に行うため、2名の社外取締役を招聘しております。また、取締役会の意思決定のもと、諸方策を適切迅速に樹立し経営活動を有効に推進するため常務会を設置し、毎月の定例会の他、必要に応じて随時開催し、日常の業務執行の迅速化を図っております。
当社は、精密加工事業部及び機械事業部からなる事業部制を採用し、事業部ごとに権限の委譲と責任の明確化を行い、経営の効率化を図っております。その他、各種の独立した専門委員会を常設し、取締役会及び常務会の監督の下、組織横断的に選任された委員が個別案件の処理を行っております。
当社は監査役制度を採用し、常勤監査役1名、非常勤監査役2名(いずれも社外監査役)の計3名を選任しております。監査役は定例の取締役会及び臨時取締役会に出席し、中立の立場から必要に応じて意見を述べ、効率的な業務執行及び取締役会の執行監視を行っております。また、常勤監査役は、会計監査人や内部監査室との緊密な連携をとるとともに、常務会等の重要な会議にも出席してその結果を監査役会に報告するなど、取締役の業務執行状況を積極的に監視できる体制となっております。

企業組織図

【業務の適性を確保するための体制】

1

取締役・使用人の職務執行が法令・定款に適合することを確保するための体制

企業行動憲章の制定をはじめとするコンプライアンス体制にかかる規程を整備し、役職員が法令・定款及び社会規範を遵守した行動をとるための行動規範とする。
また、その徹底を図るため、総務部においてコンプライアンスへの取り組みを組織横断的に統括することとし、システムの構築、維持管理を行う。内部監査室はこれらの活動および遵守状況を監査する。
これらの活動は定期的に取締役会及び監査役に報告されるものとする。
法令上疑義のある行為等について従業員が直接情報提供を行う手段として内部通報制度を設置・運営する。

2

取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

文書管理規程に従い、取締役の職務執行に係る情報を文書または電磁的媒体(以下、文書等という)に記録し、保存する。取締役及び監査役は、文書管理規程により、常時、これらの文書等を閲覧できるものとする。

3

損失の危険の管理に関する規程その他の体制

リスク管理基本規程に基づき、取締役社長はリスク管理の統括責任者であるリスク管理責任者に就任するとともに、リスク管理委員会を設置して委員長として当社のリスク管理に関する基本方針、対策等について決定し、当該決定に基づき部署ごとに設置するリスク管理担当者が各部署毎のリスク管理活動を行う。
内部監査室は各部署ごとのリスク管理の状況を監査する。
これら活動の状況及び内部監査室による監査の結果は取締役会及び監査役に報告されるものとする。

4

取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

取締役会は取締役、社員が共有する全社的な目標を定め、担当取締役はその目標達成のために各部門の具体的目標及び達成の方法を定め、取締役会が定期的に進捗状況をレビューし、改善を促すことを内容とする全社的な業務の効率化を実現するシステムを構築する。

5

当会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

子会社の事業に関して責任を負う取締役を任命し、法令遵守体制、リスク管理体制を構築する権限と責任を与え、当社の総務部はこれらを推進し、管理する。

6

監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びにその使用人の取締役からの独立性及び監査役の指示の実効性に関する事項

監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合は、必要な人員を配置する。この場合、監査役の当該補助者への指示は取締役から独立して行われるものとし、当該補助者は監査役の指示に基づきその業務を行う。
また、当該補助者の人事考課、異動、懲戒等については、監査役会の承認を要する。

7

当社及び子会社の取締役及び使用人等が当社の監査役に報告をするための体制及びその他の監査役への報告に関する体制並びに当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制

当社及び子会社の取締役及び使用人等は、当社の監査役に対して、法定の事項に加え、当社に重大な影響を及ぼす事項、内部監査の実施状況、内部通報制度による通報状況等その他取締役と監査役で取り決めた事項をすみやかに報告する。
また、当社監査役へ報告した者に対して当該報告をしたことを理由とする不利益な取扱いを行わない。

8

監査役の職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項

監査役から、その職務の執行について生ずる費用等の請求があった場合には、当該費用等が監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、これに応じるものとする。

9

その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

監査役と取締役社長との間の定期的な意見交換会を設定する。

10

財務報告の信頼性と適正性を確保するための体制

財務報告の信頼性と適正性を確保するために、規程および関連文書の整備を行うとともに、その仕組みが適正に機能することを評価し、必要に応じ是正を行うシステムを構築する。また、内部統制推進委員会を設置して、これらの活動を支援・促進する。内部監査室は体制の整備・運用状況を評価する。
これらの活動の状況は取締役会および監査役会に報告されるものとする。

【コンプライアンスの推進】

当社は「正しい倫理観を持ち、誠実と公平に徹する」と経営方針に謳い、以下の企業行動憲章を定めてコンプライアンス重視の経営を推進しています。

企業行動憲章

旭精機工業はその事業活動において、法令、社内規定および企業倫理を遵守し、常に社会から信頼される企業を目指してコンプライアンス重視の経営を推進して行きます。
これを実現するために企業倫理行動基準に沿って行動します。

企業倫理行動基準

1

安全で高品質の製品・サービスを提供します

優れた技術と豊富な経験をもとに、安全で高品質の製品・サービスを開発し、顧客・取引先に提供します。

2

取引において公正な競争を行います

取引において、法令を遵守し、不正な手段を使用せず公正で透明かつ自由な競争を行います。

3

企業情報を適時適切に提供します

株主、投資家、顧客、取引先等のステークホルダーに対し、適時適切に適正な企業情報を提供します。

4

社員の安全と健康の確保に努めます

組織の総力を結集して、職場における社員の安全と健康の確保、快適な職場の形成に努めます。

5

社員の人権・人格を尊重し、社員を公正に処遇します

社員一人ひとりの人権・人格を尊重します。性別、信条、身体的条件、社会的身分などによる不当な差別は行いません

6

社会貢献を通じ、よき企業市民としてステークホルダーとの良好な関係を構築します

良き企業市民として、地域社会との交流を深め、地域の社会活動への参加などを通じて、広く社会貢献に努めます。

7

反社会的な勢力に利益供与しません

社会の秩序や企業の健全な活動に脅威を与える反社会的な勢力に対して、毅然とした態度をとり、経済的な利益を供与しません。

8

環境保全に配慮し、環境と共存できるよう企業活動に取り組みます

環境問題の重要性を認識し、資源の有効活用、省エネルギーなどにより、環境問題に積極的に取り組みます。